ピンクの靴の 女の子


友達の見舞いに
病院に行った時のことです。



玄関のところで

お父さんと
お母さんに連れられた

小さな女の子が


こう言いました。


わたし、さっき
注射がんばったから

今日はごほうびで
ケーキ食べるの〜



   注射のたびに
   ケーキ食べたら

   どんどん
   太っちゃうよ〜 とお父さん


いーの
だって、わたし

今日、泣かなかったから
偉かったんだもん



    お父さんは
    お母さんの顔を見た

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    そのお父さんの目が無言で
    
    こんな風に言っているような
    気がしました。

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さては、お前
俺がいないとき

自分で自分に
ケーキの ご褒美って 娘の前で
やってるな〜〜〜

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   そうしたら お母さんの目が無言で
   こんな風に 言い返したような
   気がしました    

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あなたの お酒に比べたら
安いもんでしょ〜〜^^


僕の気のせいだろうか?


いや
たぶん

気のせいではない ・・・ 笑

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言葉にならない 思いが
そこに 漂っていました

子供の病院に
夫婦そろって 来るなんて

なんてステキなことでしょう・・・

私は、

お母さんにも 
お父さんにも

愛されている・・・

そして
お父さんと お母さんは

たまに喧嘩するけど
本当は 仲がいいんだよ

その女の子は
心の奥の奥で

そう感じていなければ
決してできないであろう

無邪気な 笑顔で

小さな ピンクの靴を
履いていました

ピンクの靴.jpg




家族って
いいですね。